家出少女と関係を持つことは、さすがに心臓がバクバクする。下手をして事が広まれば「誘拐」と称されても仕方ないからだ。
俺も最初は単なる出会い系サイトで知り合ったデート援のつもりだった。それが、女の子の方から「家出してきて帰るところがないので泊めてほしい」と言われた時には、さすがに判断に迷った。
もし親が娘を溺愛していて、その関係性を問い詰められた娘が自己保身のために俺を悪者にしたら・・・なんて、いらないことも考えてしまう。そもそも、彼女との契約は食事やカラオケをして楽しむ単なるデート援であり、それ以上のいかがわしい関係を俺は望んでいない。・・・いや、それはウソで建前であり、一発やれたらラッキーとは思っている。
彼女はさらさらのロングヘアーが風になびくなかなかの美形だ。おそらくプライベートでは縁がないだろう。デート援がきっかけとは言え、これを始まりとして関係が持てれば、それはそれに越したことはない。デート援から始まる恋愛があってもいい。ただ、ややこしいことはごめんだ。
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まあ、親と同居しているとはいえ本人は未成年ではないのだから、本人合意の上での外泊ならば誘拐には該当しないわけで、要は家出じゃなければ問題がないのである。「もう大人なんだし、家出と言う年齢でもないんじゃないの？」などと言ってみた。本人が家出と言わなければ、それは家出ではない。デート援をしている内にワンナイトラブを俺に求めたくなり、損得抜きで俺の家に泊めてほしい、と言う流れならば何も文句はあるまい。
すると彼女は「それもそうだね」と納得してくれた。よかった。これで彼女はもう家出少女ではない。ただの1人の大人の女だ。今夜は遠慮なく、そのロングのワンピースをひん剥いて、パンツおろしてズコバコやったるで！と股間をビンビンさせていると、彼女はあっさりと言った。
「あ、追加料金はもらうから」
単なるビッチだった。
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